<北京五輪・サッカー:オランダ1−0日本>◇13日◇男子1次リーグB組
五輪が現行制度を導入した92年バルセロナ大会以降、日本は出場した4大会で初めて勝ち点なしの全敗に終わった。反町監督は「ペナルティーエリアでの冷静さ、(得点への)確信のある思い切りが足りなかった」。3試合で1得点。約2年間のチームづくりを振り返り、自問自答した。
前半はボール保持率で52%とオランダを上回り、後半15分には森重がポスト直撃のミドルシュート。相手の高い技術を考慮し「深追いしなくていい」という監督の指示に、選手たちは「恐れずに前線からボールを奪いに行く」と仕掛けた。だが、後半28分に与えたPKでの1失点を覆せなかった。本田圭が「こんなにあっけないものか、というのが現実」と悔しがれば、主将の水本も「この世界は勝者と敗者しかいない。決定力の差はFWだけの責任じゃない」とうつむいた。
反町監督は「私の仕事はこれで終わるけれど、今まで選んだ選手がフル代表に多く入り、責任を負う主軸となるよう、期待してやみません」と話した。屈辱の経験を選手たちがどう生かすのか。与えられた宿題は多い。